長崎ランタン祭り
長崎県は新地中華街、一歩踏み入れるとそこは異国の地。
無数の中国提灯が頭上一面で輝く光景は圧巻です。
ランタン祭りとは??
もともとは長崎新地中華街の人々が中国の旧正月(春節)を祝う行事だった「春節祭」が、1994年に長崎市全体でのイベントとして開催されることとなり、新地中華街だけでなく長崎市内のいたるところにランタン(中国提灯)や動物や人物のオブジェが飾られる長崎の冬の風物詩となりました。
開催期間は毎年旧暦の1月1日(春節)~1月15日(元宵節)の15日間となります、なので来年は2019年2月5日です。
ランタン祭りの魅力
ランタン祭りで使用される中国提灯は一つ一つが極彩色に彩られ、あるものは古代の中国を彷彿とされるイラストが描かれていたり、あるものは漢詩(意味はわかりません)が書かれていたりどれも違った姿を見せてくれます。
さらには大小さまざまなオブジェが町のいたるところに設置されています。
驚くべきはその細かさ!5~6mある岩山の上の数匹のトラのオブジェがあり、最初はその雄大さに目を奪われますが、近くで見てみると、体毛が一本一本再現されていることに気づきます。
さらに目の色も数色で彩られており、まるで生きているかのような迫力があります!ほかにもパンダや猿、鹿なども同じように体毛まで再現されており遠くから眺めても、近くで観察しても驚きや発見が尽きません!ちなみに筆者一番のお勧めのオブジェは金魚のオブジェ!川沿いの遊歩道わきに群れの金魚が数匹泳いでいるのですが、一匹一匹ひれのなびき方や体の色が違い、まるで金魚鉢の中で隣を泳がれているかのような感覚となります。
開催される数々のイベント
ランタン祭り中には数々のイベントが開かれます!
- 春節礼祭(点灯式):大晦日の深夜に行われるランタン祭り開始イベント
- 皇帝パレード-清朝をイメージした皇帝と皇后の御興他150名からなる一行が市内を回る。
- 媽祖行列
- 胡弓演奏
- 中国雑技団公演
筆者はどれも見ることができなかったのでぜひ皆さんの目で確かめてください。