『オルセー美術館特別企画 ピエール・ボナール展』
19世紀末のフランスでナビ派の一員として活動を始めたピエール・ボナール。浮世絵の影響が顕著な装飾的画面によって「日本かぶれのナビ」の異名を取った。
本展は、初来日するオルセー美術館のボナール・コレクション約30点を含む国内外の優品130点超を一挙に公開。
日本美術への傾倒ぶりやボナールの絵画を彩ったミューズ・マルトを紹介しながら、好んで描いた動物たちも登場する油彩や素描、版画・挿絵本、写真など様々なジャンルを通じて、謎多き画家・ボナールの魅力に迫る。
開催期間:2018年9月26日~12月17日
開催場所:国立新美術館
〒106-0032 東京都港区六本木7丁目22−2
公式サイト:http://bonnard2018.exhn.jp/
『ルーベンス展—バロックの誕生』
17世紀ヨーロッパを代表する画家、ペーテル・パウル・ルーベンス(1577〜1640)。その作品約40点が10ヶ国から集結する、国内過去最大規模となるルーベンスの展覧会。
出典:TBS
ルーベンスの名前は、日本ではアニメ「フランダースの犬」によって知られています。主人公のネロ少年が一目見たいと望み続け、最終回にはその前で愛犬パトラッシュとともにこと切れる、聖母大聖堂の祭壇画の作者です。
イタリアの文化に憧れを持ち、大きな影響を受けたルーベンスの歩みを、時系列ではなくテーマごとにたどる本展は、17〜18世紀イタリア美術のスペシャリスト、アンナ・ロ・ビアンコと国立西洋美術館 芸員の渡辺晋輔が監修。7章で構成される。
開催期間:2018年10月16日〜2019年1月20日
開催場所:国立西洋美術館
〒110-0007 東京都台東区上野公園7−7
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/rubens2018/
『ムンク展—共鳴する魂の叫び』
世界で最もよく知られる名画の一つ《叫び》を描いた西洋近代絵画の巨匠、エドヴァルド・ムンク(1863-1944)
出典:東京都美術館
画家の故郷、ノルウェーの首都にあるオスロ市立ムンク美術館が誇る世界最大のコレクションを中心に、約60点の油彩画に版画などを加えた約100点により構成される大回顧展。
愛や絶望、嫉妬、孤独といった人間の内面を強烈なまでに表現したムンク。代表作の数々から、故郷・ノルウェーの自然を描いた美しい風景画、明るい色に彩られた晩年の作品に至るまで、約60年にわたる画業を振り返る。
開催期間:2018年10月27日~2019年1月20日
開催場所:東京都美術館
〒110-0007 東京都台東区上野公園8−36
公式サイト:https://munch2018.jp/
『大江戸グルメと北斎』
北斎一門の作品を中心とした浮世絵から、現在の食文化のルーツである江戸時代の人々の食のあり方を紹介する展覧会。
出典:すみだ北斎美術館
江戸グルメ繁栄の背景」「江戸の食材」「江戸の料理帖」「江戸の人気料理」の4章で構成される。
また、「大江戸グルメと北斎」で紹介した江戸の再現料理を味わうことができるコラボレーションカフェ企画を、すみだ北斎美術館近隣のカフェ6店舗にて実施する。
開催期間:2018年11月20日~2019年1月20日
開催場所:すみだ北斎美術館
〒130-0014 東京都墨田区亀沢2丁目7−2
公式サイト:http://hokusai-museum.jp/modules/Exhibition/exhibitions/view/587
『フィリップス・コレクション展』
アメリカ有数の私立コレクションとして知られる、フィリップス・コレクションの所蔵品を紹介する展覧会。
出典:三菱一号館美術館
1921年にニューヨーク近代美術館よりも早く、アメリカでは近代美術を扱う最初の美術館として開館し、2018年には創設100周年を迎える。フィリップスの常に鋭い取捨選択によって、コレクションの中核をなす作品群はいずれも質の高いものばかりである。
開催期間:2018年10月17日~2019年2月11日
開催場所:三菱一号館美術館
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2丁目6−2
公式サイト:https://mimt.jp/pc/