「焼きトウモロコシ」の本場はアメリカだった
北海道の開拓使が、それまでになかった新種であるスイートコーン(甘味種)、デントコーン(馬歯種)などの品種をアメリカから輸入し、北海道のとうもろこし栽培に導入したのです。
出典:クックパット
その後、新品種は北海道から南下して本州にも広まり、日本での本格的なとうもろこし栽培が始まりました。
もちろん日本のようにおしょう油が塗られるわけはなく、アメリカは溶かしバターに、その上に塩コショウ、チリパウダー、粉チーズなど好きなものを振り掛けて食べるのだ。
「じゃがバター」も同じこと
日本一の生産量を誇る北海道では、掘りたてのジャガイモを蒸して、熱々のところにバターをかけて食べる「じゃがバター」があります。
ベイクドポテトは、多くのレストランでバター、サワークリーム、チャイブ、刻みチーズ、ベーコンビッツなどを添えて供されており添え物は通常別料金で、好みに応じて注文する。
調理前に油と塩をまぶすことで、皮をよりカリカリにするのが定番となっている。
「わたあめ」もれっきとしたアメリカ発祥のお菓子
この綿菓子、一体どこで誕生したかというと、なんとアメリカなんです!しかもアメリカでは、12月7日が「National Cotton Candy Day(綿菓子の日)」なのだそうです。
1897年に世界最初の電動綿菓子製造機を製作したのは、アメリカ合衆国テネシー州ナッシュビルの菓子製造業者である、ウィリアム・モリソン(William Morrison) とジョン・C・ウォートン(John C. Wharton)です。
1904年のセントルイス世界博覧会において、"Fairy Floss"の名で出展されたこの商品は、一箱25セントで68,655箱も売れたそうです。
「ポン菓子」もアメリカで偶然発明されたもの
1901年、ミネソタ大学の研究者だったアレクサンダー・ピアース・アンダーソンが、穀物の研究中、米が膨化することを発見した。
出典:中央お菓子市場
米を試験管に入れオーブンで熱する工程で、誤って試験管に蓋をしてしまい、試験管を破裂させてしまったことにより、ガラスの破片の中から発見された。アンダーソンは特許を取得し、クエイカーオーツ社と手を組み、同社の研究所でさまざまなものが膨らむかどうかの実験を行い、その後米のポン菓子を「パフライス」として売り出しました。
1904年にセントルイス万国博覧会で真鍮製の大砲でパフライスを作る派手なデモンストレーションを行って注目を集め、大衆に広く認知され、たちまち大人気となり広まったそうです。
「りんご飴」だってアメリカ発祥のお菓子
クリスマス商戦がきっかけで発明され他の屋台菓子と同様、りんご飴も発祥は20世紀初頭のアメリカだったそうです。
まさに、りんご飴は日本の食べ物かと思いきや、発祥は意外にもアメリカ。
海外ではハロウィンなどのイベントで食べられるそうです。
出典:糖質制限
りんご飴は、William W. Kolb によって発明されました。
Kolbはニューアークのベテラン菓子職人で、最初のりんご飴は1908年に生み出されました。
クリスマス商戦に向けて彼が店でレッドシナモンの飴を作っていた時、彼はいくつかのりんごをその飴に浸し、ディスプレイに並べた。
その初めて生産されたりんご飴は5セントで販売され、後に年間で数千個のりんご飴が販売されることとなりました。
間もなくりんご飴はニュージャージーの大西洋沿岸(Jersey Shore)で販売されるようになり、りんご飴を扱う店は国中に広がったそうです。