いかがお過ごしでしょうか。今回は人工衛星について紹介したいと思います。
これまでに世界で打ち上げられた人工衛星の数は、7,600機を超えています。また、回収されたものなどを除いても軌道上存在する人工衛星の数は約4,400機以上と言われています。
いまでは、昔では考えられないほどの人工衛星が飛んでいるのですね。
■人工衛星の歴史について
人工衛星の最初はいつ、どこで打ち上げられたのでしょうか。
人工衛星の発想は、フィクションの中で初めて登場しました。レンガの月、著者はエドワード・エヴァレット・ヘイルです。これが最初のようです。
第2次大戦中のドイツのV2ロケットとその技術者たちによって大幅にロケット技術が進歩しました。
アメリカとソ連はその技術者たちによって技術が進歩し、フィクションのなかでの人工衛星が着実に現実のものとなりつつありました。
1957年の10月4日にソ連のスプートニク1号が世界で初めての人工衛星となりました。
この突然の成功により、アメリカではスプートニクショックが起きました。
そして、その後のアメリカとソ連の熾烈な宇宙開発競争につながっていきました。
昔は、フィクションでしか語られなかったものが戦争によってもたらされた技術によって発展し、今につながっているという事ですね。
■人工衛星の種類
まずは軍事衛星があげられます。
主に無人の物を指し、軍事目的での運用になります。
次に、通信衛星があげられます。電気通信を目的としており、使用の目的が人工衛星から直接放送であるものを、放送衛星といいます。
他には、科学衛星というものがあります。科学衛星は、惑星や天体など宇宙空間の科学的観測を主目的にする衛星です。
人工衛星にも様々な種類があり、特に軍事衛星が多いですね。
生活を便利にする一方で、様々な目的にも使われているようです。
■軌道の種類
人工衛星の周回軌道はいくつかに分類することが出来ます。
中心による分類の分け方があります。
まず、銀河の中心を周回する銀河周回軌道があります。地球の太陽がこれに分類されます。
次に、太陽周回軌道があります。中心が太陽であり、この軌道に人工衛星が入ると、人工惑星と呼ばれます。
また、地球周回軌道があります。月のように地球の周囲を周回する軌道の事を言います。
様々な周回軌道があるのですね。ほかにも高度別などでも周回軌道を分けることもあるそうです。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。人工衛星について簡単にではありますがまとめてみました。
人工衛星は、フィクションの世界から始まり、今ではいくつもの人工衛星が飛んでいます。
技術の進歩はすごいものがあります。なので、いまはフィクションの出来事でも将来は当たり前の姿になるかもしれません。明るい未来になると良いと思います。