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地下アイドルの環境が問題に
度々耳にする「地下アイドル」ですが、地下アイドルとは比較的小規模なライブを中心に活動しているアイドルのこと。
“ノーギャラ”なんてザラの事実
地下アイドルを取り巻く悲惨な環境。地下アイドルの中には交通費すら支給されず、ノーギャラで働く女性が少なくない
アイドル一本で食べていける人は少なく、学生や実家暮らし、アルバイトをしながらアイドル活動を続けている人がほとんど
動画のコメント欄には「少なすぎる」「これが現実だと思うと切ないね」といった声が相次ぎました。
CDを購入したり、ライブに足を運んだりしても、当のアイドルがこれしか貰っていないというのでは、ファンも浮かばれない。
さらに“セクハラやパワハラ”が頻発
運営スタッフからセクハラ・パワハラの被害を受けるアイドルは、主にローカル(地下)で活動するアイドルグループで頻発している。
ハードなアイドル活動に見合わぬ給与水準以上に根深い。東京で地下アイドルグループのメンバーとして活動するBさん(20歳)によれば、日常茶飯事だそうです。
“事務所をやめられない”という問題も
事務所をやめる際、レッスン費などの諸経費や将来の逸失利益の損害賠償を不当に求められるケースは多々あります。高圧的な態度を取られると萎縮して、従ってしまう。
やはり運営側に問題が多くて…
問題や告発が噴出している現状について、あまりにもアイドルも多くて、運営側もインチキなのが滅茶苦茶多い。
運営側と所属アイドルの“関係性”が酷い
人事権はプロデューサーや事務所が握っており、彼らに嫌われると芸能活動ができないほど主従関係が強い。
ファンがプロデューサーに意見を言ったら出禁になったり、ラジオの収録にプロデューサーが来ないと思ったら、付き合っているメンバーとデートに行っていたり、ヒドいところは運営がメンバーに手を出しがちという話もあります。
“簡単にグループを作れる”ことも一因
誰でもできるようになったことが大きいですよね。ただのアイドルオタクが突然「俺、アイドルグループを作る」と言ってできてしまいます。
所属するために「30万円」というケースも
まず所属するために30万円払ったうえに衣装代も交通費も自費、というグループすらあったという酷すぎる実態。
そんな中で、アイドルの形に変化が出てきました
アイドルの“個人事業主化、株式会社化”が進んでいます。
実は最近目立つようになってきたアイドルの個人事業主化、株式会社化、またはセルフプロデュースの流れ
特にソロアイドルでこの傾向が強くみられるそうです。
個人ですべてをやることによって、他のタレントに迷惑をかけることなく自分の芸やアピールをすることができるというメリット。会社全体としての「社風」を意識しなくていいです。
ライブやイベントで「株引換券」を1万円で販売したり、株主総会を開いたことで、話題を呼びました。
アイドル界初の取締役会長 ※劇場版ゴキゲン帝国の通称
彼女は、2019年から“楽曲の無料化”“ライブチケットの年間パスポート販売”、さらに将来的には“ファンの老後を支える老人ホームの設営”など、新しい音楽ビジネスの形を提示しました。