かわいいポケモンたち、しかし実は怖い都市伝説が存在していた?
ポケモンといえば、誰もが知る人ぞ知る「あの」ポケモンです。
最新作はやったことなくても、初代にあたる赤・緑バージョンは子供の頃にやったことがあるという人も結構多いのではないでしょうか?
プレイしたことすらなくても、ピカチュウやイーブイといった一部のポケモンの顔と名前くらいは知っているでしょう。
それほど有名なポケモンですが、実は怖い都市伝説があるのをご存知でしょうか?
ゲンガーの正体はピクシーに憑依したゴースト
ゲンガーもピクシーも初代赤・緑から登場しているポケモンです。
この2匹にまつわる都市伝説が存在しているのはご存知でしたでしょうか?
それが「ゲンガーの正体はピクシーに憑依したゴーストである」というものです。
ゴーストというのは一般的な幽霊(Gost)のことではなく、ゲンガーの進化前にあたるポケモンのことです。
この都市伝説の根拠は、ゲンガーとピクシーの体重に関係します。
まず、ゲンガーの進化前にあたるゴーストの体重をみてみましょう。
ガス状の体であるゴーストの体重は、0.1kgと非常に軽いです。
これがゲンガーに進化すると、なんと40.1kgになるのです。
そして、ピクシーの体重は40.0kgです。
つまり体重でいえば、ピクシー+ゴースト=ゲンガーとなるのです。
他にも、ずんぐりとした体型や飛び出た耳といった見た目が共通しています。
このことから、「ゲンガーの正体はピクシーに憑依したゴーストである」という都市伝説が生まれました。
データの間違い? バタフリーとモルフォンの不思議な関係
同じく初代赤・緑から登場している2匹の虫ポケモンに関する都市伝説です。
バタフリーは幼虫であるキャタピー、蛹のトランセルと進化して最後には蝶をモチーフにした姿に進化します。
モルフォンもまた、進化前であるコンパンから毒蛾モチーフの姿に進化します。
この両ポケモンの進化が間違いであるというのがこの都市伝説です。
この都市伝説の根拠はバタフリーとモルフォンの見た目と、それぞれの進化前の見た目です。
キャタピー、トランセルはくりくりとした大きな黒い目ですが、バタフリーに進化すると複眼になります。
そして複眼のコンパンが進化すると、くりくりとした大きな黒い目のモルフォンになります。
黒目から複眼、複眼から黒目となっているわけですが、これらを入れ替えた方が自然なのではないか? というのがこの都市伝説の発端です。
画像は本来の進化順から、バタフリーとモルフォンを入れ替えてみたもの。
こうして並べてみると、取り違え説を信じてしまえるほど違和感がないのがわかります。
蝶と蛾という似たようなモチーフですから、プログラマーが取り違えてしまったのかもしれませんね。
画像:©任天堂