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アンティキティラ島のオーパーツ!脅威のテクノロジー!

投稿日:2018年7月28日 更新日:

オーパーツとは?

オーパーツとは、それらが発見された場所や時代とはまったくそぐわないと考えられる物品のことを指します。
オーパーツの語源は、英語の「out-of-place artifacts」を略して「OOPARTS」とした語で、つまり「場違いな工芸品」という意味です。
日本では、「時代錯誤遺物」などと訳されます。

とても大まかにざっくり説明すると、古代の超文明の遺産がオーパーツです。

今回の記事で取り扱うのは、オーパーツといわれているもののひとつ、アンティキティラ島の機械です。

アンティキティラ島の機械とは?

「アンティキティラ島の機械」もしくは「アンティキティラ島の歯車」とも言われているこれは、アンティキティラ島から発掘された歯車のような物体です。
紀元前150年ほど前に作られたものと推定されているのですが、その頃に複雑な機械部品を作るテクノロジーはまずありません。
同様の複雑さを持った工芸品が現れるのは産業革命が起きる頃です。
紀元前の文明でこのような機械部品が作れるでしょうか?

アンティキティラ島の機械、その正体は?

ガンマ線やX線を用いた分析、3D撮影技術など現代の技術をフル活用して分析したところ、この歯車は想像以上に複雑なものでありました。
内部に小さな歯車がいくつも噛み合わさっており、とてもメカニカルなものだったのです。

調査チームはこの分析結果を踏まえ、この歯車は天体、特に太陽と月および惑星の運行を追跡するために設計されたと結論づけました。

この機械は紀元前150年に作られたと推測されています。
側面につけられているクランクを回すことによって、様々な機能を実行することができます。
この機械は日食や月食が起こる時期(月・日・時間)を予測することができます。しかも、うるう年まで考慮に入れられているというのです。
しかもそのうるう年を示す歯車には「オリンピック」と書かれていたのです。

引用:http://gahalog.2chblog.jp/archives/51934642.html

「アンティキティラの歯車」は天体の動きを示すだけでなく、4年に1度の閏年の発生を示すことで、オリンピックの開催年を知らせる機械としての役割を果たしていたのです。
紀元前の人々がこんなものを生み出したなんて、とんでもないことですよね。

しかしまだ謎は残る

誰がアンティキティラの機械を作ったのでしょう?

その疑問に対する答えはまだ出されていません。
そして、同じような機械部品はまだ見つかっていません。
天体観測用のアナログコンピュータだという説も、もっとも有力というだけで確証はありません。

一体誰が、何の目的で、どのように作り出したのかについては、まだ闇の中なのです。

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