今でも大人気の『クレヨンしんちゃん』
出典:テレビ朝日
『クレヨンしんちゃん』は原作漫画は1990年から、1992年からはアニメが放送開始されました。毎年映画が公開されており、「子供に見せたくない番組」とされながらも非常に人気の高い作品です。
アニメの中では、しんのすけは5歳のままで放送が続いています。
そんな『クレヨンしんちゃん』の裏設定について、ある噂が語られています。
それは「しんのすけは実は死んでいたというものです。
噂されている裏設定とは?
しんのすけは5歳の時、妹のひまわりを助けるために交通事故にあって死亡してしまいました。
その死にショックを受けた母親のみさえは、しんのすけの遺品であるクレヨンを使って物語を書き始めました。
「しんのすけが生きていたら……」
それが『クレヨンしんちゃん』の真相だ、というものです。
出典:オレ的ゲーム速報@JIN
また、しんのすけの死にみさえが精神を病み、幻覚を見ており、周りの人々がそれに合わせている、というバージョンもあります。
都市伝説の真相は?
しかし、この説は公式に否定されています。
「クレヨン」は園児を連想させるものとしてつけられました。なので、都市伝説のような悲しい設定はありません。
しんのすけが小学生になった「エンピツしんちゃん」というのもあることから、クレヨンは単なる記号のようです。
都市伝説は「なぜキャラクターが歳をとらないのか」という謎を説明するためにできたようです。
「ドラえもん」や「サザエさん」にも同様の噂がある事から、この手の都市伝説はいつの間にか生まれてくるのかもしれません。
評価が高い『クレヨンしんちゃん』
都市伝説は否定されましたが、『クレヨンしんちゃん』は魅力的な作品です。
『機動戦士ガンダム』の富野由悠季監督がアニメ『OVERMANキングゲイナー』を製作する際に「今回のライバルは『クレヨンしんちゃん』です」と語っているほど、評価が高いアニメです。
劇場版アニメには名作も多く、9作目の『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』は「日本の芸術メディア100選」も選出されています。
この機会にぜひ観てみてはいかがでしょうか。もしかしたら「子供のアニメ」思えなくなるほど楽しめるかもしれません。