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今では観光地化している天然とんこつラーメン専門店「一蘭」
どこの店舗も観光客で長蛇の列ができている
都心の店では外国人観光客が行列を作っていることも多く、観光名所的な存在にもなっています。
出典:Bun's Log
お店の前でラーメンを堪能した外国人たちの感想を聞くと、次々に返ってくるのは「Very good!」の言葉
感動のあまり、お土産用のラーメンを購入している人も大勢います。
クチコミサイトで一蘭を訪れた外国人たちの書き込みは、味についての評価もさることながら、「驚き」や「感動」の声が非常に多く見られます。
出典:ぐるなび
外国人に「一蘭独自のシステム」が大ウケ!
人気の理由①:注文の仕方
「豚骨ラーメン」の1択と、メニューが絞り込まれていて分かりやすい。
ラーメンだけを提供し、ラーメンの味や品質だけに専念するというのも一蘭ならではの経営スタイル
そして、カスタマイズは自由自在という姿勢も「わかりやすい」と好評です。
※味の濃さや、油、にんにくの量、一蘭特製の秘伝のタレの量などを調節できる。
言葉の壁も取っ払ってくれる注文方法があります。
オーダー用紙は3ヶ国語に対応
出典:ニッポンのインバウンド
日本語ができなくても大丈夫なところがいいみたい。
現在は英語、中国語、韓国語バージョンも用意されているため、日本語がまったくできない外国人観光客であっても自分の好みどおりのラーメンを注文できます。
人気の理由②:独自の客席「味集中カウンター」
一蘭の店舗は視線を感じにくい席なので、味覚だけに集中してラーメンを堪能できる。
隣席との間に仕切りを設け、ラーメンが運ばれてくると目の前もすだれで閉じられる仕組み。
出典:TNC静岡ジモティーズ
出典:TNC静岡ジモティーズ
こうした独自システムが外国人にも人気の理由です。
インスタ映え・動画映えする、旅行コンテンツとしての魅力がある。
外国人から見ると「ワクワクする空間」の演出が、動画でのバズ(拡散効果)を呼んでいます。
「ichiran ramen」で調べるとめっちゃ出てくる
こちらの重箱スタイルで食べれるのは福岡の「天神西通り店」と「キャナルシティ博多店」の2店舗のみ。
中国のメディアからも「日本ならでは」と称賛
「客の利便性を高めるためにこれだけ細やかな配慮ができるのは日本のラーメンならではだろう」と評している。
韓国のブロガーたちも絶賛
「韓国人の味覚に一番合うラーメンは一蘭の他にはない」と断言する人も…愛が深すぎる
その人気を証明するように、「韓国人にぴったりなオーダー方法」「裏メニューの注文方法」といったブログ記事が後を絶えません。
海外にある店舗でも大行列!
出典:edamame
ラーメン1杯18.9ドル(約2000円)という値段にもかかわらず、連日行列の盛況ぶりだと米メディアが伝えています。
台湾での人気もスゴい!深夜2時から並んだ人も
出典:DUKE Train
一蘭の「天然とんこつラーメン」は1杯288元(約1,000円)とやや高め。
一般的なランチの価格の3~4倍になっています。