“アイス専用スプーン”
そもそもスプーンとは?
主に料理や食事の場面で用いられる、ものをすくったり、運んだり、混ぜたりできるものです。形状は先に皿状の部分と、それを持つための柄で構成されています!
たくさんの種類がある!
スプーンと一口に言っても、料理を大皿から小皿に移すための”テーブルスプーン”や小皿から口に運ぶための”スープスプーン”などメジャーなものから、皿状の部分がイチゴをつぶしやすい形になっている”イチゴ用のスプーン”や紅茶の茶葉を量り、ポットに入れるための”キャンディー・スプーン”など用途に特異的な変わったスプーンもあります!
アイスクリーム専用スプーン
この字面を見たときにどんな形状のスプーンを想像しましたでしょうか??
サーティーワンなどにあるアイスクリームを丸くするためのスプーン(?)を想像したかもしれません。しかし、このスプーンは形状は普通です!何が変わっているかというと、このスプーンで触れたアイスはすぐに溶けてしまいます(―_―)!!きんきんに冷えたアイスはおいしいですが、カチカチで食べにくいことがありますよね。そんなときにこのスプーンを使うと触れた部分は溶けて柔らかくなるので食べやすくなるのです!!
そんな不思議なスプーンの秘密は”熱伝導”にあります!
熱伝導とは字のとおり、熱を伝える特性です。鉄製のスプーンなどを冷たい水が入ったコップにさしていると水に浸かっていない部分まで冷たくなることがあると思います。これは金属は元来、熱伝導が起こりやすく、触れた物体の温度が柄の部分まで伝わってしまうためです。ただの鉄製のスプーンよりアイスを溶かしやすいアイスクリーム専用スプーンは純粋なアルミニウムで出来ています!アルミニウムは熱伝導率が鉄に比べ2倍以上高く、人の体温をアイスクリームに伝え、溶かしてしますのです!!余談ですが、自然界の物質で熱伝導率が最も高いのはダイヤモンドらしいです
気になるのはそのお値段…1本3240円…少し高め??
いや、このスプーンを開発しているのは富山県の高田製作所なのですが、素材だけでなく、食べやすくするための”形状”までこだわりきっているので、値段分の価値は十分にあります!なんとアイスの種類に分けて3種類も作成するほど!皆さんもアイス専用スプーンで何気なく食べていたアイスをより快適に味わってみませんか??