インテリアアドバイザーもしているTON-TONがご紹介!
眠り姫のお洋服たち
あなたのお家には、どれだけのお洋服がたんすの中で眠っているでしょうか?
サイズの合わなくなったもの、デザインが世代に合わなくなったもの、趣向が古くなったもの、安価に釣られて必要以上に買ってしまったもの。とくに女性であれば、よくあることですよね。ですが、それをずっと眠らせておくつもりでしょうか? せっかくお洋服として生まれたのですから、外の世界を見せてあげましょう! それでももう着ない! と決めたのであれば誰かに譲ることもありですが、時代に左右されやすいデザインを、好んで着られる方はそうそういらっしゃらないはず。
リサイクルショップで買い取ってもらうのも方法の一つですが、1着100円以下の小銭が返って来るのが関の山です。処分さえすれば良いというお考えであれば良いのでしょうが、せっかく1000円以上出して購入したのですから、最後まで有効活用してみませんか?
その一つの方法をご紹介します。
アイキャッチ画像は、某有名アパレルで購入した、コラボ商品の一つです。一目ぼれして購入したのですが丈が短く、屈むと下着が見えるのがネックでした。しばらく着なかったのですが、どうにかして大好きなモチーフを残したいと思い、リメイクしてみます。ちなみに下の画像はサイズが合わなくなったビジネスシャツです。
生地は綿100パーセントで、アイロンはかけていません。シャツに関しては襟部分を残したいと、次の項目にて活かしてご紹介します。
着るもの→入れるもの
ところで、あなたのお家にはクラッチバッグが2、3個眠っていませんか?
確かにクラッチバッグは小さくてかわいいので、ついつい買っちゃいますよね。でも食料品の買い出しなどには向いていないので、とくに小さいお子様がいらっしゃるご家庭であればお蔵入りになりがちです。ですが、私はあえてクラッチバッグに注目します。
収納&ディスプレイとして最高のアイテムですから! というわけで、2着のお洋服をクラッチバッグに変えましょう!
まず、同系色の硬めのマットを100円ショップなどで購入しましょう。不用品としてお家にあれば、それを使ってください。
写真のマットは縦30センチ×横46センチを、真ん中の横23センチのところでカットしています。これを、最も残したいモチーフに当てて、針で固定します。
少しずつ調整しながら、縦の長さがマット二枚分になるようにしてください。
カットしたら、プリント面を裏にして、裾の部分を縫い上げてください。
ひっくり返したら上の写真のようになります。
プリント面を内側に折り、マットを重ねてサイドを縫ってください。糸の色は何でも良いです。両サイドを縫ったら、シャツの襟部分からひっくり返して、完成です。
ちなみにビジネスシャツの場合でも基本的には作り方は同じです。
何を入れてディスプレイする?
さて、完成したクラッチバッグですが、ポーチやペンケースにしても良いでしょう。もしくは細々したものをざっくり入れて、棚に飾るのも素敵ですよね。
私はディスプレイ用の棚を作って飾っていますが、ぜひあなただけの空間を作ってください。
このシリーズであれば、上部にフリルを付けると可愛いですね。レディ感が溢れることでしょう。
ちなみに、シャツで作った完成品はこちらです。
ビジネスシャツというだけでがっちり感満載なので、ワッペンなどで飾ってみました。
これであれば、男性が持ち歩いても違和感がないかと思います。むしろ女子受けが良く、話題の素になるでしょう。これを職場の上司に見せたら「欲しい!」とまで言っていただけました。
ちなみに上司は全員男性です。
さて、今度はあなたの番です! 眠り姫を起こしてあげましょう!