そもそも年末年始はなぜ太ると言われるのか?
年末年始は、普段とは違った特別な食事の機会が多くなります。
この時期は、陽は短いし外は寒くて、外出もおっくうになりがちになります。
カラダに入るエネルギーは多くなるのに、使う分は減りがちになり、これでは体重が増えてしまうのも無理はありません。
それでは食事面のアドバイスをしていきます!ちょっとした工夫をするだけで、お正月太りは防げるコツがあるんです。
① お酒はたしなむ程度に
お正月で最も太る要因のひとつです。なかでもビールは高カロリーなため、あっという間にご飯何膳分にものぼってしまいます。
禁酒する必要はないかと思いますが、ビールの量を減らして日本酒や焼酎を飲むことやおつまみを食べ過ぎないように心がけましょう。
② 食前に野菜ジュースを飲む
おせちなどが並ぶ食卓にすぐお箸を伸ばしたくなりますが、まず食前に野菜ジュースともずく酢をいただきましょう!
これらは血糖値の上昇を抑える働きがあります。
あとの食事で太りにくくするために、食前に太らないポイントを取り入れましょう。
③ 素材に近いものを選ぶ
同じ野菜を使った料理でも、その調理法によってカロリーはかなり違います。
揚げたり炒めたりすることで油を吸収して高カロリーになってしまいます。
同じ材料のものでも、なるべく素材に近いものを選んで食べるようにしましょう。
④ 体を温めるものを食べる
魚、肉、豆類などのたんぱく質は体を温めるため、しっかりと摂りましょう!
温かいものは冷めないうちに食べましょう。
酢のものなど酸味があるものも血行を促して体温を上げるので積極的にしましょう。
⑤ 甘いおせちは要注意
おせち料理は、和食なのでカロリーが低いから安心。そう思っていたら大間違いです。
おせち料理は保存できるように作られているので味つけがしっかりしており、砂糖やみりんをたっぷり使ったものが多いのです。
特に、栗きんとんや黒豆、伊達巻卵などちょっとつまんでしまいそうなものが以外にカロリーが高いので要注意です。
⑥ よく噛んで食べる
食事を開始してそろそろ食べるのを止めようとサインを出すのが、食べ物が身体に入ってから15分から30分かかると言われています。
早食いの人はサインが出るまでに、たくさん食べてしまい結果カロリーの摂りすぎにつながります。
ゆっくりよく噛んで食べていると、食べ過ぎないうちにサインが出され、満足感が得られるようになります。
⑦ 主に食べたいものを意識する
せっかくのごちそうなので、控えると言っても、気持ちの上で満足はしたいです。
例えば「今日はデザートを楽しみに」とか「肉料理を」とか、自分が食べたいものの優先順位を決めましょう。
最も楽しみたいものは楽しみ、それ以外のものは少し控えるように、と強弱をつけて食事に向かうと良いです。
⑧ 日頃の分量を思い返す
おせちやお鍋など大皿料理になると、ついつい食べ過ぎてしまうということが多々あります。
普段食べている量を思い返しながら、食べる分量だけ小分けに取るようにしましょう。
鍋料理の場合には野菜やキノコ類などでボリュームを多くすれば、満足感を損ねることなく、カロリーコントロールが可能です。
⑨ 夜遅くに食べない
食べてすぐ寝ると、エネルギーとして使われないまま、食べたものは脂肪として蓄積されやすいです。
人は寝ている時に、脂肪の合成を盛んにして、エネルギーを蓄積します。
食べてすぐ寝ると蓄積するものがたくさんあって、脂肪ができやすくなるのです。
⑩ 食事時間以外には食べないと決める
お正月期間に意外と食べてしまうものは、加工食品です。
テレビをみながらポテトチップスや柿の種をつまんだり、アイスを食べたり、小腹が減ったとコンビニの肉まんやカップ麺を食べたり、食事時間以外は食べ物を口にしない、といった決まりを作らないと、いつまでも食べてしまう原因になります。
以上を踏まえると意識力が一番重要視されてきます。楽しい年末年始は意識することは難しいと思いますが、ほどほどに意識しながら平成最後の年末年始を迎えましょう。