皆様、いかがお過ごしでしょうか。
今回は宇宙の中でも不思議なブラックホールについてまとめてみました。
ブラックホールは目で見たり観測をしたりする事すら難しく、多くの謎を含んでいます。
しかし、人間のテクノロジーも進歩しており、わかってきている部分もあります。
今回は不思議な宇宙の世界の一部を紹介できたらなと思います。
■ブラックホールとは
ブラックホールとは大きな恒星が燃え尽きて収縮してできた、目で見る事がかなわない天体になります。
ブラックホールは大変大きな質量をもち、とても高い密度と重力を持っています。
あまりにも強い重力のため、物質だけでなく光さえも脱出する事が出来ないため目で見る事がかないません。
■事象の地平面
ブラックホールには事象の地平面があり、これは球面状で持っています。
周りは非常に強い重力をもって時空が著しく歪められています。ある半径より内側になると脱出するためには光の速度を超えなければいけなくなります。人類は光や電磁波などで情報を伝達しています。そして、その最大の速度が光の速さになります。脱出するために必要な光の速度を超えてしまうと、その先の情報を知る事が出来なくなります。この境界のことを一般的に事象の地平面と呼びます。
■重力の特異点
重力の特異点とは簡単に言うと、重力場が無限大になる場所の事を言います。
重力があまりにも強くなるため、時間や空間、物理学の法則が完全に破たんをきたす点の事になります。一般相対性理論では、この特異点はブラックホールの内側に存在しこれらは事象の地平面に囲まれているとされています。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。簡単にではありますが、ブラックホールとその特徴についてまとめてみました。宇宙にはまだまだ謎なところがいっぱいあり、ブラックホールもその一つだと思います。興味を持たれた方はもっと詳しく調べてみるのも面白いと思います。
ブラックホールは非常に小さな領域にとんでもなく大きな質量が詰まっていて大変大きな重力をもつ、想像を絶するお話ですね。