ウサギたちが大量生息しているという、大久野島についてご存知でしょうか?
大久野島は広島県竹原市にある島で、野生のウサギたちが大量に生息しているということで有名になった観光スポットです。
そんな、大久野島にはどんなスポットがあるのか紹介したいと思います。
■是非見てほしい大久野島の観光スポット
休暇村大久野島
桟橋から本館までは無料のシャトルバスが走っており、大久野島に唯一存在する宿泊とお食事ができる場所になります。
ホテルで宿泊することはもちろん、キャンプを楽しむこともできます。
施設内のレストランでは様々な定食を楽しむことができ、また、うさんちゅカフェでは有機栽培のコーヒーや瀬戸内マンダリンジュースなどもあります。
大久野島ビジターセンターという所では自然環境の解説を行っています。
毒ガス資料館・毒ガスの遺跡
今ではウサギが生息している平和な島ですが戦前から戦時中の頃、毒ガスや化学兵器の製造を行っていました。
そのため、日本地図には記載されていない島でもありました。
資料館では毒ガスに関する資料などの展示が、遺跡では実際に毒ガスが貯蔵されていた倉庫跡や発電所の跡などを見ることができます。
過去の日本の過ちを知ることが出来、改めて平和の大切さを学ぶことが出来ると思います。
芝生広場
休暇村本館前にある芝生広場では多くのウサギが生息しています。
ここではウサギたちにえさをあげることが出来ます。そして、ウサギたちも人に慣れているため近寄ってきますのでウサギ好きにはたまらないスポットかと思います。
大久野島には平和について考えさせられるスポットやウサギたちとの交流を楽しむスポットまで、様々な体験を行うことが出来ます。
しかし、ウサギたちはどこから来たのでしょうか。ウサギたちの歴史についてまとめてみたいと思います。
大久野島のウサギ達はいかにして大久野島で増えたのか
島内には700匹から1000匹のウサギ達が生息しているといわれています。
ウサギたちは元から野生で生息していた、というわけでは実はありません。
1971年に小学校で飼いきれなくなった8匹のウサギが野に放たれたことがきっかけなのです。それから、繁殖を繰り返し現在に至るのです。
もともとは飼いきれなくなったウサギ達が放たれたということで動物たちのことを可哀そうだとも思いました。ですが、幸いなことにウサギの天敵がいないということもあってウサギたちの繁殖を助けたのかなとも思います。
それでは、最後に大久野島周辺の竹原市の観光スポットについて紹介したいと思います。
竹原市の観光スポット
竹鶴酒造
古くからある酒造屋で、その外観からも歴史を感じさせます。
ニッカウヰスキーの創業者で有名な竹鶴政孝の正家でもあります。
竹原町並み保存地区
竹原市は平安時代から栄えていた町で、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。
この保存地区では江戸時代の町並みが今でも残されています。
いかがでしたか?大久野島、そして竹原市には様々な観光スポットが存在しているのですね。自然やウサギたちに癒されながらも平和についても感じることのできる良い機会になりそうだと思いました。