はじめに ガーディアンオブギャラクシーについて
世界には予測不可能な事態が起きることがかなりあります。今回はその一つ、奇跡の中の奇跡といっても過言ではない映画。
アメコミ映画は知名度ではなく作品がおもしろいかおもしろくないかというのを証明した歴史に残るといっても過言ではない傑作です。
ガーディアンオブギャラクシーの歴史~B級ヒーローから映画史に残る傑作へ~
出典:©MARVEL
ガーディアンオブギャラクシーは1969年に誕生したアメコミです。しかし、その内容は当時はやっていたスペースオペラ物としてはライバルであるDCのグリーンランタンやTVでやっていた「スタートレック」こと「宇宙大作戦」には劣る内容でした。
文字通り宇宙の守護者であった彼らですが、あまりにも味気がない内容から歴史とともに埋もれていき、やがて2008年に設定を改変して戻ってきます。
元宇宙飛行士のピーターはエイリアンによって宇宙の警官「スターロード」になりますが、ある宇宙人との闘いで監獄送りになってしまい他の囚人を集めて「ガーディアンオブギャラクシー」を結成するという内容の本作。
これもそこそこの人気を誇りますが、あまりメジャーではなく「知る人ぞ知る」レベルのヒーローでした。しかし、2014年に映画されるや否やすっかり、MCU随一の人気映画となり、今に至ります。
ちなみにロケットラクーンというキャラが出てきますが、このロケットにも原作コミックはあるのですが、内容は半分ホラーの入った不条理コメディで映画を見た人はその内容の違いに軽くカルチャーショックになるかもしれません。
まるで少年漫画のような楽しさ「ガーディアンオブギャラクシー」
出典:©MARVEL
上でも語ったように元々B級ヒーローたちだった彼ら、当初はその内容にあまり期待がよせられていませんでした。
原作ファンの多くも「あれ映画化するの?」という感じだったんですが、ふたを開ければびっくりSF映画の歴史に残るといってもおかしくはない傑作映画でした。
はぐれ者たちが一つになっていき大きな敵を倒していくというストーリー展開は少年漫画か90年代の日本のRPGのようで楽しく懐かしい気分になっていく本作。
MCUを知らない人におすすめするならまずこの映画を最初にオススメします。監督はジェームズ・ガン。この監督の作る映画は他には「スーパー!」とか「スリザー」も僕は好きだったりします。
主演を演じるクリス・プラットは本作と「ジュラシックワールド」で一躍大スターとして君臨します。この映画を観て興奮した少年少女が次の本作を生んでくれることを切に願っています。
MCU映画史上のなかで最も評判が高い!「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー : リミックス」
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2017年に制作されたガーディアンオブギャラクシーの続編。正直あまり期待はしていませんでしたが、蓋を開ければびっくりするほどの良い出来。
今作ではスターロードは実の親であり宇宙誕生より存在する最古の生命体であり神様のような力を持ち、宇宙中にその影響を及ぼす「生きた惑星」であるエゴと出会います。
当初は父親との再会を喜ぶスターロード、しかし仲間たちはエゴのことを疑っていくようになります。そこへ育ての父親であるヨンドゥも絡んできて・・・という本作。
SF映画という壮大なスケールで描かれる内容でありながらその内容は家族の話である本作。ヒロインのガモーラと冷酷非情な妹との姉妹喧嘩と和解もこっそり描かれている。まさに濃厚なとんこつラーメンのような本作ですが、その後味はしつこくありません。
あるキャラクターの最期のシーンではもうボロボロに泣き崩れました。こんなに泣いたアメコミ映画は正直「バットマンリターンズ」以来かもしれません。
見終わった後、ハンカチを忘れてはいけません。鼻水も出るのでティッシュも用意しましょう。
最後のまとめに
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ガーディアンオブギャラクシーの続編をすっ飛ばして、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」にてアベンジャーズと共闘することが予定されてるガーディアンオブギャラクシーたち。
誰が死ぬかわからないといわれる「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でもしかしたら彼らのうちだれか一人は死ぬかもしれないと危惧しております。なるべく誰一人として死んでほしくないキャラばかりなので、彼らのうち誰かが死ねば多分涙がボロボロになってしまうかもしれません。
というか、もしかしたらMCUにお約束といってしまっては仕方ないかもしれませんが、こっそり出てきてソーを拾ってそのまま宇宙に帰るというカメオ出演程度になるかもしれません。
とはいえ、再来年あたりに実は「ガーディアンオブギャラクシー3」がやるので死なないかもしれませんが、どうなるかはわかりません。詳しくは4月27に公開される「「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でご確認ください。
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