伝説のゲーム『シェンムー』
1999年末、ある1本のゲームソフトがドリームキャストで発売されました。
それが『シェンムー』でした。
2001年には『シェンムーⅡ』も発売されました。
開発費は当時最高額の70億円で、ギネス・ワールド・レコーズにも「最も製作費が使用されたテレビゲーム」として記載されていました。
主人公は父を殺した宿敵を追って情報を集め、時にはバトルを繰り広げます。
登場キャラクターは「生活習慣プログラム」によって動いており、NPCが生活を営んでいます。
そして豊富な寄り道要素があります。
宿敵を倒す、という事を忘れてガチャガチャを回したり、ゲームセンターに入り浸ったりできます。
現在でも根強い人気があり、ファンの多い作品です。
出典:Game*Spark
なかなか売れなかったソフト
ですが、巨額の製作費の割に販売本数は振るわず、『シェンムーⅢ』まで展開が用意されていましたが、開発は休止となります。
2004年には『シェンムーオンライン』の制作の発表もありましたが、開発会社が変わるなどのトラブルがあり、今でもリリースはされていません。
「もう続編は絶望的か…」と諦めかけていた時でした。
シェンムーⅢ始動
出典:Gigazine
『シェンムーⅢ』の制作をするためキックスターターを用いたクラウドファンディングが開始されました。
最低目標額は200万ドルでした。
ファンディングが開始されて1時間44分で100万ドルを達成し、「最も短時間で100万ドルを集めたビデオゲーム」のギネス記録に認定されました。
約8時間半で200万ドルに到達した事により、『シェンムーⅢ』の開発が決まりました。
約1ヶ月で出資額は663万3295ドルとなり、キックスターター史上最も資金を集めたテレビゲームとなりました。
シェンムーシリーズの人気の高さが窺えます。
シェンムーⅠ&Ⅱ発売決定
出典:動画ニュース
そして2018年4月14日、2作品をカップリングした『シェンムーⅠ&Ⅱ』の発売が発表されました。
2018年発売予定という事で、Ⅲの発売前に前作を振り返る事ができます。
様々な記録を塗り替え続けるシェンムーシリーズが、PS4で蘇ります。
当時からの熱烈なファンも、新規のユーザーにもオススメです。