皆様、いかがお過ごしでしょうか。今回は劇団四季とディズニーのミュージカル「リトルマーメイド」についてまとめてみました。
ミュージカル「リトルマーメイド」は、1989年にディズニーが制作した長編アニメーションを自ら舞台化した作品になります。
ミュージカル「リトルマーメイド」の魅力を少しでもお伝えできたらと思います。
目次
■リトルマーメイドのあらすじ
リトルマーメイドのあらすじについて簡単に紹介したいと思います。
主人公の人魚であるアリエルは18歳、海の王トリトンの末娘です。
地上にあこがれているアリエルは、航海中の船に近づき人間の王子であるエリックをみつけ、たちまち恋に落ちます。アリエルは父のトリトンの警告をよそに地上への憧れと恋心が募っていきます。そこに目を付けた海の魔女アースラがアリエルの声と引き換えに3日間だけ人間の姿を変えてやると言います。そんなアリエルとエリックとの愛の行方は…。
という物語になっています。
■音楽の魅力
ミュージカル「リトルマーメイド」音楽を担ったのは、数々の舞台音楽と映画音楽を手掛けてきた、アラン・メンケンです。
1986年の映画「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」の主題歌を作曲し、アカデミー賞主題歌賞にノミネートされました。
その後、長編アニメ映画「リトルマーメイド」の音楽を手掛け同年アカデミー賞作曲賞を受賞、なかでも「アンダー・ザ・シー」という楽曲では同主題歌賞にも輝きました。
舞台化にあたり、メンケンは新たな楽曲を10曲書き加えましたので、そこも楽しみとなる内容になります。
■ミュージカルを彩る舞台と衣装
「リトルマーメイド」のヨーロッパ版セット衣装デザインを担当したのは、鬼才、ボブ・クローリーです。世界の舞台美術界のトップデザイナーである彼のその表現スタイルは「コンセプトの明快さ」にあります。華美な装飾性やリアリズムよりも、全体を貫く表現の方向性をシンボリックに表現する事に注力しています。
イマジネーションのある空間やその視点のユニークさが観客を演劇的な興奮に誘います。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。ミュージカル「リトルマーメイド」はブロードウェイで初めて舞台化され、それから長年愛されてきています。アニメーションを華やかにした本作は世界でも高い評価を受けてきました。キャラクターたちの奥行きのある心の描写など丁寧に描き、奥行きのあるドラマを紡ぐことに成功しています。ミュージカル「リトルマーメイド」の魅力が少しでも伝われば幸いです。公演は名古屋・大阪・福岡で行われています。
名古屋は8月26日、大阪は2019年3月30日、福岡では、11月4日まで公演スケジュールが組まれています。興味のある方は是非とも観覧に行かれるのも良いかと思います。