近頃サザエさんの視聴率が低迷しているという
"国民的アニメ"といえば、「サザエさん」（フジテレビ＝日曜午後６時３０分）を挙げる人も多いはず。
来年５０周年を迎える超長寿番組
１９７２年の世帯視聴率は３３．１％であり、以降アニメ番組では視聴率１位をキープ
しばらくは２０％以上の高視聴率を稼いできたが、ここ数年は１ケタの回もあるなど"サザエさん離れ"が著しい。
しかしネットはサザエさんを見放さない
ネット上で“サイコパス”と呼ばれている堀川くん
寿司の出前をとって食べていると、波平がタマに刺身をあげたことに「あーもったいない！ 僕も猫に生まれればよかった」と本気で悲しみの声をあげる。
堀川くんの斬新な発想力には驚かされるばかりです。
ネット上では「堀川くんのリアクションがガチすぎて怖いwww」「そんなに変な台詞じゃないはずなのに、堀川くんが言うと狂気的なものを感じる」「堀川くんは相変わらずだなあ」といった声が。
次回のタイトルが話題になることも
７月２２日に放送されたアニメ『サザエさん』（フジテレビ系）で、エピソードのタイトルが面白いと話題に。
「河童になったノリスケ」というこれまた謎めいたタイトルの話が放送。
タイトルの横には河童のように全身緑色で、甲羅を背負い、頭にお皿を乗せたノリスケの姿が公開され、手には釣り竿と魚を持つノリスケに、ネット上では視聴者から「このタイトルだけで腹筋崩壊した！」「河童の姿があまりにも似合いすぎて草生える」といった声が続出した。
そして最後のじゃんけんもTwitterに良くアップされている
『サザエさん』では、必ずエンディングにじゃんけんが流れる。これに反応をしている人は、どれほどいるのだろうか。
「『サザエさん』のエンディングのじゃんけんを対戦するほうだ」と答えた人は、全体で43.2%。意外に多くの人が、サザエさんとのじゃんけんを楽しんでいる。
「サザエさん」のじゃんけんの手を約27年分記録・分析したヤバイ同人誌、「サザエさんじゃんけん白書」のPDF版がWeb上で無料公開されている。
次回予告の最後が「んがぐぐ」から「じゃんけん」に変更された1991年11月10日から2018年8月5日までのじゃんけんの全ての手をもとに、分析・考察している。
その分析・考察はかなり詳しいものに
長年の分析からサザエさんの手にいくつかの法則性を見出した同研究所は、過去22年半の勝負で、570勝240敗324分・予想的中率50.2％・勝率70.3％を記録。
手を累計で見ると、1347回中、グーは436回、チョキは467回、パーは444回と、割合はほぼ同一です。
単純に手を羅列しただけではなく、サザエさんが出す手の傾向として、FNS27時間テレビ放送日や衆議院選挙投票日など特定の条件による影響や、3連続で同じ手が出る確率の低さなど、さまざまな分析結果が紹介されている。
「サザエさんじゃんけん白書」はイベントで頒布される予定
「過去全ての手をどうやって調べたのですか？」という質問に対する「過去にさかのぼって調べたのではなく、最初から記録し続けています」という回答のインパクトが抜群のこの冊子。
サイトの存在や活動については以前から知っていたが、しばらくチェックしていなかったという人にもおすすめです。
サザエさんじゃんけん研究所は、11月4日(日)開催のおもしろ同人誌バザール6で「2018年秋版サザエさんじゃんけん白書」を、コミックマーケット95当選の場合「2018年冬版サザエさんじゃんけん白書」を頒布予定としています。