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『ゲゲゲの鬼太郎』生誕50周年!最も有名な妖怪作品の歴史

投稿日:2018年4月2日 更新日:

鬼太郎と目玉おやじ

妖怪作品の代表的作品『ゲゲゲの鬼太郎』

今年2018年で50周年をむかえ、これまでアニメ化されたものは
1960年代、1970年代、1980年代、1990年代、2000年代、2010年代と、11周年ごとに制作されています。

初代シリーズとなる1960年代は驚きの白黒アニメでした。

出典:©水木プロダクション

初代と第二シリーズの鬼太郎の声優を務めたのは、ドラゴンボールの孫悟空・孫悟飯でお馴染みの野沢雅子さんです。
初回公開から人気を博し、子供達の間で妖怪ブームを巻き起こしました。平均視聴率は17.2%と、人気の高さが伺えます。

第二シリーズである1970年代の放映からカラーでの放映となりました。

出典:©水木プロダクション

10年という長い年月が経過しても、平均視聴率が17%と人気は衰えません。再放送も多くされ、放映当初のアニメ世代では無い世代にも、高い支持と数多くのファンが生まれます。

第三シリーズの1980年代では、現代社会における妖怪・人間社会との共存といった

テーマにポイントが置かれた作品となりました。

出典:©水木プロダクション

人気は衰えず、最高視聴率は29.6%という人気ぶりで、シリーズを通して歴代最高のヒットシリーズとなります。
この第三シリーズで4本映画化もされており、その他、全7回の地獄編も制作されています。

1990年代の第四シリーズでは鬼太郎の原点回帰に重点を置かれ、第三シリーズよりも

怖い鬼太郎、というイメージのシリーズです。

出典:©水木プロダクション

お馴染みの「君の後ろに黒い影」というセリフもこのシリーズで生まれました。
全114話という息の長いシリーズで、3本映画化されました。

2000年代の第五シリーズは「妖怪の住む街」が基盤に置かれており、鬼太郎含む妖怪達が

人間社会と同じように生活を行っているような、親しみやすい印象のシリーズです。

出典:©水木プロダクション

過去の作品で登場することが少なかった妖怪達が活躍する場面が多い作品となっています。
このシリーズの話数は100で、シリーズ中、富士急ハイランドやサンリオピューロランドで3D映画も上映されました。
2015年に作者の水木しげるさんが死去し、存命中の最後の作品となります。

そして現世代となる第六シリーズは、

2018年の今年、4月1日からフジテレビにて日曜9:00~9:30の枠で放送が開始します。

出典:©水木プロダクション

科学技術の進歩が著しい現代に生きる子供達も、半世紀続いている「ゲゲゲの鬼太郎」に、数々の魅力的な妖怪達に、魅了されていくのではないでしょうか。

■人気妖怪アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』!魅力的でちょっと怖い登場キャラクター

2018年で生誕50周年となる『ゲゲゲの鬼太郎』。初代である1960年代から登場している、魅力的なキャラクター達をご紹介します。

『鬼太郎』

 

出典:©水木プロダクション

今作の主人公である鬼太郎は、実は妖怪ではなく、かつて地上を支配していた「幽霊族」という種族の、唯一の生き残りです。
少年の姿をしていて、失っている左目を長い前髪で隠し、古めかしい学童服の上に縞模様のチャンチャンコを羽織り、下駄を履いています。
普段は冷静沈着でクールなのですが、実は正義感が強く、情熱家でもあります。人間でも妖怪でも、困っている人は放っておけない性格ですが、悪いことや自分勝手な存在は人間であろうと妖怪であろうと懲らしめるような、ダークな面も持ち合わせています。
美女に弱いという人間臭さも、愛される要因のひとつになっています。

『ねこ娘』

出典:©水木プロダクション

おかっぱ頭に白いブラウス、真っ赤な吊りスカートが印象的な、今作におけるヒロイン的存在で、半妖怪。
興奮したり怒ったりすると眼が金色染まり、口が裂け、鋭い牙がむき出しになり猫のような形相になります。
妖怪としての能力については乏しいものの、猫のような高い身体能力と鋭い牙や爪での攻撃を得意としています。猫と話せるので、猫からの情報網も持つという、面白い能力があります。また、鬼太郎に恋心を抱いていていて、女の子としての可愛いらしい一面もあります。

『ねずみ男』

出典:©水木プロダクション

猫娘と同じく半妖怪。鬼太郎の悪友でもあり、時として敵にも味方にもなる、非常に利己的な存在です。
灰色のローブを全身にまとい、ネズミのようなヒゲと前歯が特徴的。ネズミは猫が苦手、というように猫娘を非常に苦手としており、我が生涯の天敵と語っています。
お金と女性のことになると手段を選ばず、厄介な問題を起こすトラブルメーカーで、何度も悪事を働いては鬼太郎や猫娘に懲らしめられても反省しないお調子者。しかしながら、陰湿さ無く自分の欲求にとても素直な性格で、この作品のムードメーカー的な存在になっています。

『目玉おやじ』

出典:©水木プロダクション

鬼太郎の父親。自分が死ぬ時、鬼太郎を案じて自分の目玉に魂を宿して生き返り、目玉と胴体という一度見たら忘れられないキャラクターとなっています。
※ちなみに胴体は視神経です。
鬼太郎が誕生するまで世界を放浪していたため、世界中のほぼすべての妖怪の種類や性格をことを知っており、なんと閻魔大王とも旧知の仲。
鬼太郎と同じくとても生命力が強く、10年間飲まず食わずでも活動できます。
茶碗にお湯を注ぎ、茶碗風呂として入っている姿がとても印象的なキャラクターです。

『砂かけばばあ』

出典:©水木プロダクション

着物を着た、大きな目に長い白髪が特徴的なキャラクターです。
鬼太郎達と行動を共にしていて、親のように慕われている保護者的存在。正義感が強く優しい妖怪ですが、人間に好意的ではなく、人間嫌いを公言しているものの、人間の子供に優しい面を見せたりもしています。
目潰しから始まり、「たつまきおこし」「妖気封じ」「砂結界」など、多様な砂かけ技を持っています。
また、薬草に関する知識や、目玉おやじには及ばないものの妖怪に対する知識が豊富で、仲間をサポートします。

『子泣きじじい』

出典:©水木プロダクション

腹掛けと蓑を身に付けており、赤ん坊のような顔に爺の髭を生やした妖怪。
砂かけばばあと同じように正義感の強い妖怪で鬼太郎達と行動を共にします。人や妖怪に抱き付いた後、赤ん坊の泣き声を出して石になり、重さで動けなくしてしまう能力を持っている妖怪です。防御能力も高く、拳銃の弾もはじいてしまいます。
普段は暢気な雰囲気の妖怪ですが意外と情熱化で、アニメでは旧知の仲の砂かけばばあに愛を告白する場面も見られます。

この他にも沢山の魅力的なキャラクターが登場します。少し怖い存在である「妖怪」を題材としたアニメが、これだけの人気を誇る理由が、この個性溢れるキャラクター達なのではないでしょうか。

  • この記事を書いた人

アジシオ太郎

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